ジェオグラフィカ -E-SHOP GEOGRAPHICA- │ 東京・目黒通りのアンティークショップ

アンティークのスモールテーブル

SMALL TABLE VARIATION

小振りなテーブルにはたくさんの種類があります。使うシーンに合わせたぴったりのものがきっと見つかるはず。さらにアンティークならではのデザインや質感など、こだわりのポイントにマッチした特別なテーブルを選ぶのも良いですね。

豊富な種類から、まずは基本のテーブルをご紹介致します！

OCCASIONAL TABLES(オケージョナルテーブル)

テーブルの中でも一番の基本タイプは、その名前の通り様々な用途に適したオケージョナルテーブルです。18世紀に入ってから作られ始め、1803年SHERATONのTHE CABINET DICTIONARYにそのイラストとオケージョナルテーブルという用語が認められます。リビングの一角に、玄関や電話台に、ベッドサイドにも。どこにでも使える便利なテーブルです。
シンプルなものこそアンティークのテーブルでこだわりを持ちたいもの。オーク材のツイストレッグのテーブルひとつを見てみても、そのツイストの太さや流れ具合が異なります。ぜひ、お好みの雰囲気でこだわりポイントを探してみて下さい。

GATE LEG TABLE(ゲートレッグテーブル)

3枚の天板が蝶番でつながり、両脇の天板は下げた状態から補助の脚を開いて持ち上げることが出来ます。片面のみ持ち上げたり、両面とも持ち上げたり。その時々に適したサイズでお使い頂けます。脚が門(ゲート)のように開閉して出てくるのが名前の由来ですが、よく考えられた構造です。

TEA TABLE(ティーテーブル)

サイドチェアーとのサイズ感が合うティーテーブルは、ティータイムや軽食用におすすめです。
マホガニーやウォールナットの繊細で優雅なデザインも豊富。天板は複雑なカットを施した形状のものや、幕板には細かな彫刻、脚は大きく弧を描くものからほっそりとした美しいラインのものなど魅力溢れるデザインに一目惚れをしてしまいます。さらに大きすぎず小さすぎない、程良いサイズは女性でも簡単に持ち運びが出来ます。
時にはコレクションやお花を飾るテーブルとしてもお使い頂けますので、アンティークならではの逸品をぜひお探し下さい。

COFFEE TABLE(コーヒーテーブル)

ソファ前に調度良い低めのテーブル。円形、長方形など形やサイズ、デザインも豊富です。
画像のようなウォールナットの天板には、希少な突板(木を薄くスライスしたもの)が使われ、美しい木目模様が際立ちます。突板は同じ木でも微妙に柄の出方が変わるので、各個体の美しさを感じ取る事が出来ます。
チェストやサイドボードなどにも使われているので、アンティークらしい木の豊かな表情をご覧下さい。マホガニーの突板にも材質による違う美しさが漂うので見比べてみるのも良いですね。

WINE TABLE(ワインテーブル)

ワインを楽しむのに調度良い小さなテーブルです。ワインボトルとグラスを置くのにぴったりのサイズ感。一人掛けの椅子やソファ横にちょっと置くだけで雰囲気よくまとまります。
画像の様なTripodという1本の支柱から3脚の脚が出ているデザインが多く見られます。また、天板縁のPie Crust(パイ生地の縁の様に波打った形状をしています。)の装飾は繊細でアンティークらしさを醸し出しています。他にも花や貝などの象嵌細工が施されているもの、天板縁にギャラリーが付いているものなど、小さいながらも美しいテーブルが多くあります。
また、ティーカップや文庫本を置いたり、花やグリーンを飾ったり、どこにでも持ち運びが出来る手軽さも魅力的で、初めてアンティークを購入される方から既に色々お持ちの方にはアクセントになる逸品としておすすめです。

NEST OF TABLES(ネストテーブル)

3〜4組の入れ子式のテーブルセット。使わない時は3組とも重ねてコンパクトに、使う時は引き出してセッティングを。ソファ横や一人掛けの椅子の横に、来客時のサイドテーブルに、使い勝手が良く人気のアイテムです。
19世紀に広く普及し、3組のものはTORIO TABLES、４組のものはQUARTETTO TABLESと云われていました。マホガニーやウォールナット材にはエレガントで曲線的なデザインが施されてているものが多く、その一方でオーク材を用いたものには温かみのある重厚感があります。
天板が木のタイプとガラストップがあるので、どちらが普段の使い方に合うか検討してみましょう。