ロッキングチェアー　アンティーク　揺り椅子　ウォールナット　ヴィクトリアン

1890年代、ウォールナット材のロッキングチェアー。
挽物がふんだんに使われた温かみのある質感に、滑らかなシルエットが優しい印象です。
アームやトップレールにも生地が張られた座り心地の良い一台。

ヴィクトリアンらしい手が込んだ挽物はアンティークならでは。一つ一つのパーツに愛着が湧きます。

トップも生地を巻いている仕様。アームと揃いで統一感があります。

生地はウィリアム・モリスの"スネークヘッド "で張り替えました。ベースは赤でウォールナット にも馴染む色味です。

スネークヘッドはモリスが1876年にデザインした柄。
正にヴィクトリアンの時代にぴったりです。

インドの更紗調プリントの中でもモリスが最も気に入っていたものの一つ。

スネークヘッドと呼ばれる釣鐘型のフリティラリアの小さな花がより大きくフォーマルなモチーフを彩っています。
炎のようなモチーフと先端の尖った葉の一群が交互に、
優美に渦巻く巻きひげで構成される背景に浮かび上がって見えます。

縁は共布のテープと、渋いゴールドの鋲で留めました。

深みのあるウォールナット の質感には、時を経た美しさがあります。

アームの先端は丸く、掴みやすく。

アームサイド部分は触り心地よく、生地で巻いた仕様。

アームの縁も鋲留めされています。

ロッキングチェアーのバネが下についています。
バネで座面が揺れます。

ゆらゆら揺れながら読書や手芸、趣味の時間をより楽しめそうな、特別な1脚。

ストレッチャーの挽物も美しく繊細です。

背面も美しい生地の柄でお楽しみいただけます。